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仕事づくり 長浜のこれからを担うクリエイターたちの仕事づくり

美容室

三羽の小鳥
稲垣 周二さん

2011年に京都から木之本町石道に移住した稲垣さん。2012年には20年以上になる京都のお店を閉め、長浜市の市街地で美容室をオープンしました。

お仕事概要

 長浜駅から市役所へ続く駅前通、老舗喫茶店の隣に美容室〈三羽の小鳥〉はあります。こぢんまりとした可愛らしい店構えですが、店内は落ち着きのある素敵な部屋のようなインテリアです。

 オーナーの稲垣さんは島根県松江市出身の移住者。高校卒業後は都会へのあこがれから、姉のいる京都へ移住し、そのまま美容の道へ進みます。その後、独立しお店も構える中で、子どもが生まれたことをきっかけに、食や健康など身の回りのものが気になり始めたといいます。どうしたら安全な暮らしができるか考えた時、農業が一番身近ではないかと思いたち、農業塾に通い野菜を作るように。しかし、こだわりの強い性格は、作るだけでは満足せず、よりおいしい野菜を作りたいと、一層綺麗な水のある環境を求め滋賀県への移住を考え始めます。そして、2年近く琵琶湖を周り、行き着いたのが木之本町の石道でした。

 1月の雪の日、あてもなく集落を歩き物件を探す稲垣さんは、そこで出会った夫婦に移住の考えを話します。稲垣さんを受け入れてくれたその方を通じて石道のコネクションが出来、それからはトントン拍子で話は進んでいきます。住まうために4人の保証人が必要になる村の決まりも、京都から一年間週末に通い、年中行事に参加するなどしながら集落全体の信頼を得ることが出来ました。一方で、仕事は京都で続けていた稲垣さん。片道3時間かかるその生活に疲れた頃、偶然通りかかった、長浜の中心地の空家との出会いから、長浜で開業することを決意します。

 いわゆる今時の美容室といった雰囲気ではなく、古い家具や木質の内装材、照明が落ち着きのある空間を演出しています。流行に流されるのではなく、自分たちのライフスタイルに共感してくれるお客さんが少しでも増えてくれたら嬉しいと、今日も長浜らしいペースが三羽の小鳥の時間を刻んでいます。

稲垣 周二さんの仕事づくりストーリー

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どんな仕事をされていますか?

 予約制の美容室を、長浜市の市街地で経営しています。隣は長浜の老舗喫茶店。極力、体に優しい素材や自然の物を使った施術を心がけています。基本的なお休みは月曜日ですが、村の行事や集まりに出ないといけないことも多いため、日曜日は不定休です。

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起業のきっかけ

 京都から長浜に住まいを移した時から、仕事も京都から長浜に移そうと思っていました。移住や長浜での開業の一番のきっかけは、20年近く感じていた都会の生活で日々感じるストレスから開放されたかったことです。

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地方で仕事をやる上での工夫

 現在お店のある地域は、美容室の数がとても多いところです。他のお店と同じことをやっているのではしかたがありません。私は、自然にやさしい施術を心がけ、負荷の大きいことはなるべくしないように気をつけています。

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起業時に比べ今はどういう状況ですか

宣伝は一切していなくて、口コミでお客さんが増えてきました。京都とは違うペースがありますし、ただカットするだけの場所ではなく、人と人との繋がりを大事にしています。傾向としては、新しい物を求めるような生き方ではないライフスタイルに共感出来る方が多い気がします。

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長浜での暮らしの楽しみを教えて下さい

住んでいる石道の集落は特に、空気も水も素晴らしいところです。山深い山荘で過ごす朝のような澄んだ雰囲気に満ちています。村同士のコミュニケーションも濃密で、自分たちの子どもを集落全体の子どもとして扱ってくれていることに感謝しています。

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今後の展望を教えて下さい

 三羽の小鳥らしいお店の良さや、私自身のライフスタイルに共感してくれる人がひとりでも多く増えていって欲しいと思っています。