ライダーハウス日本何周
乾 文久
さん
現在の居住地:西浅井
移住年:2019年
住まいはどのようにして見つけましたか?
数年前にイベントで知り合った西浅井地域の青年達との交流もあり、地元に空き家が出ることを教えてもらい、すぐに見に行きました。
仕事は何をされていますか?
家の近くの旅館でアルバイトをしています。アクティビティとしての体験で趣味のカヌーが役立っています。冬にはスキー場の寮に入り春先までアルバイトをしています。『ライダーハウス』は遊びの延長という感覚で、はじめて2年までは僕の中で仕事とは言うのにはちょっと違うかな、と。
なぜ長浜への移住を決めたのですか?
大浦はバイクやカヌーで何度も遊びに来ていた馴染みの場所であり、ゲストハウスを開くのは湖に近くてきれいなところが良いと思っていたからです。
移住の際、どんなことが大変でしたか?
オートバイに乗る人のための宿、というのを理解をしてもらうのが大変でした。地域の暮らしを乱されたくない気持ちや、騒音などいいように思ってもらえなかったですね。「自治会長さんがバイク乗りなら良かった」とすら思ったこともあります。
長浜の暮らしの魅力って?
(長浜は)まちのなかに「都会」と「ド田舎」がありますね。主体となっているのが世代の若い人たちという印象です。長浜の自然(山の仕事や農業など)から生まれる仕事もありますね。お米作りを手伝うとお米をご厚意でおすそ分けしてもらうなど、関わる人やお手伝いごとに、そうした品々をいただいています。
地域とはどのように関わっていますか?
引越ししてすぐ「大根いるか?」とおばあちゃんが声をかけてくれたり、アルバイトで不在中でも近所の方が訪れたお客さんの対応をしてくれたり、本当に温かく受け入れてくれています。市内のイベントなどにも参加し、地域を盛り上げ、人と人をつなげるお手伝いをしたいと思います。
将来の夢 今後していきたいことはありますか?
この大浦でパン屋さんやコーヒー屋さんを開きたい人を呼び込みたいです。近所のお年寄りがふらっと立ち寄れるような。もう一つの夢は、ビワイチやバイクで訪れる人は多くいるけれど、大浦は通過点。ここをモーターサイクルリゾートとして、立ち止まる場所づくりをしたいです。
休日の過ごし方を教えてください。?
(ライダーハウスの)チラシくばりに県外に行くことが多いです。少しでも時間があれば、いける範囲でPRしています。
移住を考えている方へメッセージを
気になる場所へはどんどん通ってほしいと思います。通えば繋がりもできるし、良い面悪い面も知るいい機会になる。移住して何かを始めるには覚悟が必要ですが、暮らしを楽しみながら地域とのつながりを大切にしてください